本日、上棟。

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今日は新しいお店の建前=柱建てを行いました。
基礎の上に柱を立て、梁を渡し、一本ずつ木を組み合わせて建物を一気につくり上げていきます。
準備は万端、天気は良好。それでも建前の朝はピリッとしていていい意味で緊張感があります。悩んで悩んで引いた図面の上の建物が実際に立ち上がる瞬間ですから、あそこは良かったかな。こっちは納まるかな。とかいろいろな思いが交錯します。

今回の建物はコンパクトな店舗ですが、矩勾配(かねこうばい)の大きな屋根という特徴を持っています。

「矩勾配(かねこうばい)」とはそれぞれの屋根の角度が45°。左右の屋根の形作る三角形が90°(矩(かね))になることからこう呼ばれています。勾配を数字で表すと、普通の瓦屋根が4寸くらい。それに比べて「矩勾配」はなんと10寸!!普段よく見かける瓦屋根の二倍以上の急勾配なんです。なので施工は大変。高い所が得意な大工さん達も、とても立っていられません。そんな時にも安全に作業できるよう、知恵を絞り、工夫を考えるのが大工さん。

 

こんなに急。見た目は60度くらいに見えます。

今回はある大工さんの意見で、普段は下から張っていく野地板を上から張ることで、母屋という部材に足場を確保しながら貼ることになりました。大工さんがずらりと横に並んで材料を渡していき、なんとかかんとか大きな屋根を形作ることができました。やっぱり大工さんの技術と経験はすごいですね。組みあがった矩勾配の屋根はなかなか迫力があっていい感じです。大きな建物ではないけれど、ちょっと目に留まる建物になってくれそうです。

大きな三角屋根が特徴的です

 

いつも思いますが、木造の建物は骨組みができた時が一番見ごたえがありますね。規則正しく並ぶ垂木や大きな梁の存在感はとっても迫力があります。最終的には隠れてしまうのがもったいなく感じてしまいます。もっと木の構造材が見えるような『木のあらわし』の家のつくり方もいいなあと改めて感じました。

迫力ある木の骨組み

 

お客さんたちが「矩勾配の屋根」を目印に集まってきてくれるような素敵なお店になるよう、しっかりと進めていきたいと思います。

 

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