営みを支える道具 〈機能的な使いやすさ〉
使いやすさは、暮らしやすさ
ル・コルビュジェという前世紀の巨匠は「住宅は住むための機械である」とおっしゃいましたが、ご飯をつくる、洗濯する、干す、たたむ、遊ぶ、寝る、などなど生活するための道具として考えると、その使いやすさはとても大切な要素です。
家事のための経路など毎日何往復もする動線をコンパクトにできれば、負担はとても小さくなります。キッチンや洗面台などの器具を住まい手の使い方に合わせてつくることができればとても使いやすいものになります。生活は毎日の繰り返しです。家が使いやすければ、暮らしの幅がぐっと広がってくるはずです。