中で、外で、家を楽しむ工夫を
新型コロナウイルスのために外出できない日々が続いています。
そうなると自然と家の中で過ごす時間が長くなってきますよね。
ずーっと閉じこもっているとだんだん飽きてきてしまいますし、特に子供たちは元気を持て余してしまいます。
STAY HOME 家を楽しむ。
こんな時だからこそ、家で過ごす時間を楽しむための住まいの工夫を紹介したいと思います。
Contents
庭が楽しい!
家の中にこもっていると、外の空気がやっぱり恋しいですよね。
だけれどおおっぴらに外に出かけるのははばかられますよね。
そんな時、小さくてもお庭があるとやっぱり重宝します。
誰の気兼ねもなく外の空気を吸って過ごすことができます。
庭木の新緑を楽しんだり、芝生の上に寝転がったり、椅子を置いて本を読むだけでも随分気持ちが晴れやかになります。
せっかくですから新しく木や植物を植えたり、野菜作りに挑戦するのも魅力的ですね。
半分外の場所が楽しい!
遊べるお庭があればいいけれど、団地や街中ではなかなかそうもいきません。
でもお家に半分外の場所があれば、十分外の空気を楽しむことができますよ。
□ウッドテラス
広めの半分外の空間で、食事をしたり、本を読んだり、心地よい風を感じることができます。
構造材が見えているつくりになっているので、ハンモックをつるしたりアウトドアライフの好きな人にはうってつけです。
屋根がついているので洗濯物も干せますし、雨の日もここで過ごすことができます。
□ウッドデッキ
屋根のないウッドデッキでも天気のいい日は心地よく過ごせます。
5月の良い気候なら太陽の光をさんさんと浴びて、最高のコンディションです。
ダイニングセットを出して食事をしたり、小さなお子さんたちは楽しくあそびまわることができると思います。
夏にはタープを張れば太陽光をしのげるし、窓の前に影ができれば家の中も涼しくすることができ一石二鳥です。
□インナーバルコニー/縁側
内部の部屋と縁きられたインナーバルコニーは大きな開口を持つサンルームのような空間です。
窓を思いっきり開放すると外とつながった空間に変身します。
昔の民家でいうところの縁側ですね。
ここで太陽で暖められたポカポカとした陽気を楽しむのも心地よいですよね。
部屋の内部と少し床の仕上げを変えることで、より外部に近い雰囲気になり、外気分が盛り上がります。
ここは寒い時期には内部として使えること、夜にも雰囲気ある空間として使えるのがよいところです。
部屋の中にもあそびを!
部子供たちは遊びの天才です。ちょっとした場所やモノを仕込んでおけばそこから色んな遊びを考えてくれます。
親も一緒になって楽しみ方を考え、工夫していけばどんどん楽しみは広がっていきます。
一見無駄なようにも見えるかもしれませんが、そんなあそびが楽しみや喜びを生み出してくれるのだと思います。
・あらわしの梁
あらわしの梁にはロープをかけてターザンに。二本かければブランコに。
ハンモックをかけて揺られたり、発想次第で自由自在に遊べます。
・ボルダリングの壁
ボルダリングの金物をつければアスレチックに。ロフトや吹抜けと組み合わせれば階段代わりにも使えます。
外に出れないときも運動不足の解消に一役買ってくれます。
このボルダリングの金物、壁の下地さえしっかりはいていれば、場所を移動して好きなコースをつくることもできるんです。
・上り棒
リビング吹抜けに上り棒。主に2階から下に降りる時のショートカット用ですが、
体力だめしに上ることも。
毎日登って体力アップ+握力アップ+カロリー消費。
洗濯干しとしても時々活躍します。
・遊び場にカーペット
フローリングの上では子供にはちょっと固いし、おもちゃをどんどんやるとキズが気になりますよね。
そんな時、カーペット敷きの遊び場があれば安心して子供を自由にあそばせることができますよ。
タイルカーペットなら60㎝*60㎝の大きさで、汚してしまっても一枚ずつ交換できるので安心です。
他の床と段差をつけることで、おもちゃの散らかる範囲も限定されてきますし、「カーペットの上はお片付けしてね」というふうにお片付けをさせることもやりやすいのではないかと思います。
・回れる動線
家の中を楽しむ色々な工夫がありますが、その基本は実は行き止まりのないプランをつくることです。
ボルダリングの壁など楽しい移動経路があっても行き止まりで戻ってくるのでは楽しさは半減です。
子供たちは走り回って楽しみます。
こちらから登ったらあちらから降りて、こっちを通ったらあちらから帰ってくる。というように水回りやキッチン廻りLDKなどの間を廊下や家具でうまくぐるっとまわれる動線でつなぐことが楽しさにつながります。
大人にとっても行って戻っての片側通行は見えないストレスがたまっていきます。
こんな閉じ込めれれたような情勢であればなおさらです。
くるっと回れることで空間が抜け、少しだけ新鮮な気持ちになるものです。
ぜひどこか一か所でも回れる動線を組み込んでみてください。
まとめ
外から中に、家から最も近い外であるお庭から家の中の小さなしかけまで、家での暮らしに小さなバリエーションを増やすことが、家時間を楽しむことにつながるのだと思います。
家での工夫を考え、多少窮屈でも楽しくこの時勢を乗り切りましょう!
STAY HOME お家を楽しむ。
それでは楽しいお家時間を!