設計には時間がかかる?

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新しい設計にとりかかるのはいつも新鮮で楽しい仕事です。
敷地を観て(見るんじゃなく観る)、しっかり観察していい所・あんまり好ましくない所を把握していきます。そしてお施主さんとお話して家に対する想いや希望を受け取っていきます。そうしていると調子いい時は建物のイメージがすぐにわいてくるんですね。そんな時にはあっさりと建物の外形が決まり、するするとプランができていきます。今までの経験と敷地・お施主さんの条件がピタリとはまって気持ちいい瞬間です。

 

しかし、いつもいつもそうではないのがつらい所。なかなか姿が立ち上がってこないときもままあります。そんな時はもがくしかないんです。何度も敷地を観に行ったり、敷地の図面を眺めたり、本をペラペラめくったり。ちょっと置いておいて別の仕事にかかってみたり。なかなかしんどい時間です。時々最初の提案までに時間がかかりお待たせすることがありますが、それはこんな風にピタリと来ないときなんです。けっして遊んでるわけじゃないんです(汗)なんか設計に時間がかかるなと思ったら、設計士もいいものを生み出すためにがんばってくれてるんだな。と思ってもらえると、とってもありがたいですね。

 

こんな感じでもがいてます

 

住宅の設計は基本的に

・配置計画(建物・駐車場・庭の位置とボリュームの計画)
・プラン/外観(いわゆる間取りと建物のカタチを同時に考えます)
・内部のつくり(高さの構成や家具の配置など)
・設備機器(照明やキッチン、お風呂など)
・空調計画(エアコン、換気設備など)

のように大きなところから始めてだんだん細かい所を設計していくという流れになります。今はこれに加えて地震から守るための〈構造設計〉、暖かい家を実現するための〈温熱設計〉がかかすことのできないものになっていますから、これをプランニングや内部のつくりと並行して織り込んでいかなければなりません。さらに耐久性やメンテナンス性、コストパフォーマンス、、、数えていくときりがないほどの要素を同時にまとめあげていくことになります。設計は思っているより大変なんです。

一番苦労するのが最初の配置計画とプランニングです。ここがうまくいかなければ、どれだけ立派な設備を取り付けてもよい住まいにはなりません。なのでしっかり時間をかけてじっくり練っていくことが大切なんです。
と、ここまでが基本計画。そこからさらに詳細な設計を進めていき、建築基準法への整合、実際に施工することができるような図面の作成などなど、完成まで設計は続きます。

 

住宅設計の図面の一部

 

ということで結論。

設計には時間がかかります!

なので、あたたかい気持ちでワクワクしながら設計提案をお待ちいただければ幸いです。

 

 

 

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