注文住宅では階段も自由に作れる!階段の種類ごとの特徴をご紹介します!
「注文住宅で使い勝手の良い階段にしたいけれど、種類や特徴を知らないためイメージが湧かない。」
階段を作る際にこのようにお考えの方は多いのではないでしょうか。
注文住宅は階段も自由に作れますので、この記事を参考に自分の好みに合った階段を作れるような情報をお伝えします。
Contents
□注文住宅の階段の種類や特徴
1つ目は、一般的な「直階段」です。
一定の長さと広さが必要ですが、シンプルで自然に生活空間に溶け込めます。
最もコストがかかりませんが、直線で勾配が急なため転倒した場合はリスクが考えられます。
2つ目は、踊り場で90度に折れ曲がっている「かね折れ階段」です。
直階段よりも転倒時のリスクは減りますが、無意識に階段を降りているときに踊り場で足を滑らせてしまうリスクがあります。
3つ目は、踊り場で180度「折り返し階段」です。
踊り場が広く設定されていることが多く、転倒時のリスクが減ります。
折り返し階段の場合は比較的狭いスペースで設置できるため、空いたスペースを他に活用できます。
4つ目は、カーブを描いた滑らかな「カーブ階段」です。
直線型の階段との印象を比べると、柔らかく優雅な印象を与えます。
輸入住宅に多く、あかぬけた雰囲気を醸し出します。
5つ目は、柱を軸にらせん状にステップを上がっていく「らせん階段」です。
上からみると円柱状でスペースをかなり節約できます。
□使い勝手の良い階段にするためのポイント
使い勝手の良い階段は、1段の高さである「蹴上(けあげ)」と階段の足をのせる部分である「踏面(ふみづら)」のバランスが良いことです。
建築基本法で一般住宅の蹴上の高さは23センチ以下、踏面の幅は15センチ以上と規定さています。
これより蹴上や踏面の規定されている長さと違えば安定感がなくなってしまうためバランスが重要です。
蹴上が高すぎると足をより上げないといけないため転倒のリスクが高まります。
踏面が広すぎてしまうと距離が長くなりスペースをたくさんとってしまいます。
注文住宅で使い勝手の良い階段にするためには、これらのバランスが家族によって変わることを踏まえた上でしっかりと検討しましょう。
□まとめ
今回は、注文住宅の階段の種類・特徴や使い勝手の良い階段にするためのポイントについて紹介しました。
それぞれの階段によって使うスペースや見た目の印象が変わり、使い勝手の良い階段は蹴上や踏面のバランスが大切です。
当社は、心ゆたかな暮らしをお届けしたいと考えていますのでお困りの際は当社にご相談ください。